今日のかまいたちの夜 特別編はどうかな?
173まではコチラ。
174:誰かがぼくらをのぞいていた?→A:幽霊だよ
真理は気味た悪いから下へ降りると言い始める。
175:「下に行かない?」→B:いいけど
談話室でOL3人組にあり、真理にどの子がタイプか好みかを聞かれる透。
7:「どの子が好みなの?」→B:君だけさ
真理はOL3人組にタレントと間違われ、いっしょに写真を撮ることに。
その後真相を打ち明けて、仲良くなる。
9:香山夫妻到着
大阪弁の夫婦が到着。
奥さんはかなりの美人だ。
10:「きれいな人ね」→B:真理の方がずっときれいさ
11:「お世辞言わないでよ」→B:お世辞なんかじゃないよ
18:夕食だ
19:真理のきれいな手に・・・→A:手に触れる
20:真理の手に触れて・・・→A:僕のことどう思ってるの?
真理は透のことを好きだと言ってくれる。
食事が終わって透は真理に話しかける。
21:談話室?ぼくの部屋?→B:ぼくの部屋に来る?
真理はうなづいた。
談話室を通った時、OL3人組が誰かに覗かれたと騒いでいる。
悪霊編へ。
真理と自分に戻りキスをしようとした透は、窓の外に人影を見て驚く。窓を開けて外を見てみるが、吹雪で何も見えない。
そういえばOL3人組も覗かれたと騒いでいたのを思い出し、談話室へ。
小林は、この吹雪だし、2階だし、見間違いでは?とOL3人組に話すが、信じてもらえない。
透も小林に覗かれたと訴えるが、それはないと小林に言われてしまうが、どうも小林の態度がおかしい。
真理も、小林に同時に別々の人間が錯覚を見るのはヘンだと言うが、小林は頑強にそんなものはないと否定するが、とうとう隠しきれないと観念して、透と真理のここだけの話しと小林は話しだす。
小林は見たことがないので信じていないが、宿泊客の訴えからこのペンションはさっきのようなものが時々出るとのこと。
最初の訴えは、ここを初めて最初の冬だったと小林は話す。夏にはまったくないが、真冬に限って現れるとも話す。
177:真冬の幽霊・・・→A:雪女
雪女をイメージする透。
そこへまた別のお客がやってきた。
178:遅れてきた客
遅れて来てお客の美樹本は、あいさつするとすぐになれなれしく透と真理の横に座り、何かかわったことはなかったかと聞いてきた。
179:美樹本の意味ありげな質問→A:なんで知っているんですか?
会話の内容におどろいた小林が飛んでくる。
美樹本は、フリーライター:美樹本 洋介と書かれた名刺を差し出し、このペンションに幽霊が出るとい噂を聞きつけて取材に来たと話す。
しかしぞの場にいた人たちの様子から、本当のことだ気付く美樹本。
その時、女性の悲鳴がペンションに響き渡る。
談話室にいた美樹本、小林、透、真理は、悲鳴が聞こえた香山の部屋に入ると、中で春子が倒れている。
香山に聞いてみると、窓の外を見ていた春子が突然悲鳴を上げて倒れたと話す。
美樹本は、春子は霊感が強いかどうか香山に尋ねると、旅行にいくとかなしばりあうくらい霊感が強いとのこと。
意識が回復した春子は、窓の外から光る眼で誰かが覗いていたと話す。
騒ぎを聞いてOL3人組もやってくるが、小林は追い返してしまう。
180:20年前の惨劇
美樹本は、20年前のクリスマス・イヴに何が起こったか知ってるかと尋ねる。
それを聞いた小林はうろたえるが、美樹本は話を続ける。
181:うろたえる小林オーナー→A:好奇心は抑えられなかった
美樹本は、真理は事件の当事者だから聞く権利はあると言い出す。
それを聞いて驚く真理。どうやら真理は何も聞かされていないようだ。
美樹本は話し始めた。20年前、ここにはちいさな炭焼き小屋があった。この辺りの大地主の持ち物で、炭焼き小屋に住んでたのは雇い人の一家だった。大地主には、一郎・二郎という息子と、純子という娘がいた。
二郎は小林で、純子は真理の母親だが、一郎は知らないと話す真理。
美樹本は話を続ける。一郎は、炭焼き小屋に住む雇い人の一人娘の美雪と付き合っていた。美雪が妊娠したことで、大地主は怒り、一郎は勘当同然となり炭焼き小屋で暮らすようになった。
かまいたちが出るといわれるようなこんな吹雪の夜、一郎は、父親に呼び出されて美雪と別れるよう説得されるが、父親の態度がおかしいことに気付き、いそいで炭焼き小屋に戻り、喉を切り裂かれて即死状態だった美雪とその両親の死体を発見する。奇跡的に、美雪のお腹の中にいた胎児は助かり、真理と名づけられ、子供ができないことがわかっている純子夫婦の子供として育てられた。
事件は強盗の仕業だろうということで、片付けられたが、炭焼き小屋に金目のものはないだろうし、大地主で金で事件をもみ消したのかも。
一郎は、美雪の葬儀の翌日、森の中で首を吊って死んでいるところを発見された。
激怒する小林に、美樹本は事件を解決して真相を発表したら自分の手柄になると話す。
真理は部屋を飛び出すが、扉の外には部屋に戻らなかったOL3人組がいた。
自分の部屋に戻った真理を追いかける透。しかし、ドアに鍵がかかっている。
中に入れてくれてと透は、真理に声を掛けるが、真理の返事は一人にしてほしいだった。
182:傷ついた真理→A:引きさがることにした
透は部屋の中の真理に、自分の部屋にいるからと声を掛け、自室に戻る。
186:最初の犠牲者
どれほどの時間がたったろうか、突然、ガラスの割れる音が聞こえてきた。
透は、廊下に飛び出し、真理の部屋のドアをノックするが返事はない。
その時、男の悲鳴が聞こえてきた。今、この廊下にいない男性は、田中だけだ。
美樹本が、田中の部屋のドアをノックしながら声を掛ける。鍵がかかっているようで、ドアは開かない。
小林が、マスターキーを取りに下へ降り、すぐに戻っ来て、マスターキーで田中の部屋の鍵を開ける。
田中の部屋の窓が壊れて開いており、吹雪が吹き込んでいる。
そして、田中の部屋はいたるところに、真っ赤な血が飛び散っており、ベッドの上で田中は体中から血をふきだしながらけいれんをしていた。
突然倒、春子が、何かがいるとつぶやいて意識を失う。
美樹本は田中の傷を調べ、ナイフのようなもので切り裂かれていると話す。
そして、常識なら人間のしわざだが、非常識なら悪霊のしわさだと美樹本は話した。
こんな騒ぎになっているのに外に出てこない真理を心配した透は、再び真理の部屋のドアをノックすると、ドアが開いて頭にタオルを巻いた真理が顔を出す。
184:事件が先か胸が先か→A:事件の説明を試みた
シャワーを浴びていたと話す真理に、田中が切り裂かれて殺されたと伝える透。
あぶないのでみんなといっしょにいるほうがいいと提案すると、真理は素直に応じてくれた。
談話室には、香山夫妻以外全員がそろっている。
小林に警察はいつ来るのかと確認すると、すっかり忘れてたといってあわてて電話をかけるが、通話音がしない・・・
185:電話線の向こうから
受話器を耳に当てると、真理と不気味な声で呼んでいるのが聴こえた。
その時、2階からやめてという声が聞こえてきた。
286:香山の部屋で争いが・・・→A:中の音に耳をすませた
香山がが助けを呼んでいる声が聞こえる。
透がドアを開けると、血まみれの香山と春子が倒れていおり、返り血をあびた全裸の女性が立っている。
裸の女性は、真理だった。
真理に近寄ろうとすると、真理の髪の毛が動き、透の胸をかすめると、セーターが切り裂かれ血がにじみ出す。
まさか、これで田中を・・・と思った時、再び真理の髪の毛が襲いかかり、誰かが後ろから透にかぶさる。
透をかばったのは美樹本だった。
いっしょに部屋に入ってきた小林は、真理に美雪かと声を声掛けると、真理は娘を返してと答えて、髪の毛で小林の喉を締め上げる。
「やめろ、真理」と透が叫ぶと、真理の髪の毛は小林から離れ、真理は気を失う。
香山と春子は大量の血を流しており、とても助かりそうにない。
真理を抱いて、真理の部屋のベッドに横たえた。
187:「恋人なんだろう」→B:違います
188:「好きなんだろう?」→B:タイプじゃない
美樹本に色々聞かれて透は真理のことは好きでもなんでもないと話すと、美樹本は透を真理の部屋から追い出そうとする。
美樹本は、お守りなどいろいろな魔除けグッズを透に見せる。
189:「危ないから出て行きたまえ」→B:おとなしく部屋を出た
190:野戦病院のような部屋
透は美樹本に真理を任せて、部屋を出て、香山夫妻の部屋に戻ると、みどりと俊夫が、香山夫妻の手当てをしていたが、助かりそうもないと話す。
小林は床に座り込んで、頭をかかえている。
透は小林に聞きだそうとすると、女の悲鳴が聞こえ、建物全体が激しく揺れ始める。
真理の部屋に入った透は、額から血を流した美樹本から、もう止められないと言われる。
突然、揺れが収まった。
美樹本は、美雪は窓から出ていったが、また誰かを襲いに戻ってくると話す。
194:ぼくにできること→A:みんなを呼び集めよう
香山夫妻は動かすのは危険だと判断し、それ以外の人間を談話室へ集める透。
195:談話室の死闘
事情がわからない人たちに、すでに一人が切り裂かれて死亡し、さらに二人が重体になっている。襲った何物かは、建物の近くで自分たちを襲う機会を狙っていると説明する。
俊夫は小林に、真理の仕業とくってかかるが、小林は真理の母親の悪霊のしわざだと答える。
そんなものいるわけないと言って立ちあがった俊夫の体が、空中に飛び上がる。
天井にへばりついた真理が、髪の毛で俊夫を釣り上げているのだ。
透が真理に向かってやめろというと、真理は髪の毛をゆるめて俊夫を床にたたきつけた。
小林は、玄関から外へ逃げようとしている。
真理は髪の毛で、小林の体を引き裂き続け、血が飛び散る。
真理はなぜころしたと小林を問い詰めると、小林は、父親に頼まれて手切れ金を持って行ったのに、騒ぎ立てるからあんなことになったと叫ぶ。
小林は繰り返し、わたしのせいじゃないとつぶやいている。
絶対に許さないと真理は言って、青白く光り出す。
美樹本が、首にかけていたお守りを真理に投げつけると、真理は苦悶の声を上げる。
怒った真理は、髪の毛で美樹本の首を締め上げる。
美樹本は真理に向かって、姉さんと話しかける。
美樹本は、あの日たまたま叔母の家にいて難を逃れたが、まだ小さかったため事情を教えてもらえず、高校を卒業したころにやっと事情を知り、仇を取ろうと真相を探っていたと話す。
仇を討ってと真理に言われた美樹本は、時効も成立している、真相を明らかにするだけだと答える。
それを聞いた真理は怒り、みんな殺してやると叫び、建物が揺れ始める。
透は、床に落ちているお守りを拾おうとするが、真理の髪の毛に捕まってしまう。
美樹本は、真理を助けてくれと頼むと、少し髪の毛がゆるむ。
その隙に、透はお守りを広い、自分の目の前に突き出すと、真理の放った青白い炎がお守りに阻まれる。
そして、お守りを突き出しながら透は真理にすこしずつ近づいていく。
悪霊は、真理が自分の娘だと気付いて、大人しくなっていく。
透は空中に浮かぶ真理の体を抱きしめると、真理は絶叫を上げ、真理の体から青白い炎が離れる。
美雪は去って行った。
美樹本は、小林一族の中に犯人がいると思い、ゆさぶりのつもりで幽霊話をしたが、ショックを受けた真理と、美雪の残留思念がシンクロして、あんなことになってしまったと話す。
真理がこの出来ごとを覚えているとしたら、つらいものとなるだろう。支えてやれるのは透だけだ。自信は無いが、やれることをやろうと思う透。
透は、真理に笑顔が戻るまで、いっしょにいてやろうと思った。
完
エンディング19:笑顔が戻るその日まで