今日のかまいたちの夜 特別編はどうかな?
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88:犯人のめぼし
C→ぼくでも真理でもない
90:犯人名前
みきもと
真理は、美樹本は怪我をしてるのにと反論する。
透は、自分は血は見たが傷は見ていない、美樹本本人が自分を殴って傷つけたと話す。
透は、オーナーに田中の死体は血があまり流れてなかったことを確認する。
透は、さっき田中の部屋のバスルームを確認したが、そこで死体をバラバラにした形跡はなかったと話す。
そして、透は「、田中さんは殺されたり、バラバラにされたりしてませんですよね、田中さん。それから、つけひげが取れかけてますよ。」と美樹本に向かって話しかけた。
あわててひげに手をやる美樹本・・・そして観念する。
透は、バラバラ死体は、田中のスキーバッグの中に入ってどうどうとペンションに持ち込まれたと話し始める。田中は、夕食後に部屋にバラバラ死体を置き、窓に仕掛けをしてから、飛び降りた。それから車に乗り、近くの公衆電話からペンションに電話をかけ、駅にいると伝えた。
真理にどんな仕掛けかと聞かれて、透は、窓が自動的に割れる仕掛けについて話し始める。窓の取っ手にロープをひっかけて、ロープに反対側に板をつなぐ。その板を屋根に積もった雪に中に突っ込んでおく。しばらくとすると、雪が滑り落ち、いっしょに雪の中の板も落ちる。窓はロープに引っ張られて勢いよく開き、外壁にぶつかってガラス窓が割れる!板とロープは、滑り落ちた雪の中に埋もれる。犯人は、窓から飛び降りて、その間、自分のアリバイを作っておく。
透は、美樹本は雪が落ちるのを12時頃だと予想して、3人組の部屋に脅迫状を入れたと話す。
そして、美樹本は、田中の部屋の窓の下を調べてほしくなくて、おそわれたフリをしたのだろうと、透は続けた。
美樹本に向かって、俊夫が飛びかかるが、簡単に美樹本に組み敷かれてしまう!
そして、美樹本は、自分は最初は田中としてチェックインしたと言って、俊夫を透の上に投げ飛ばす。
美樹本は、たんたんと、今まで何人か殺したが、全部そうするしかなかった時だけだったと、拳銃を取りしながら話し始める。
美樹本にみどりを殺したわけを尋ねると、透と同じことを考えて、「あなたは田中さんでしょ」と言ってからだと答えた。
どうしてここで?とオーナーが尋ねると、美樹本は人里離れた宿で自分たちの顔を知っているヤツが来なさそうなところなら、どこでもよかったと答えた。
透は、バラバラ死体は誰かと尋ねると、美樹本は銀行強盗の相棒だと答えた。実行犯がバラバラ死体の南で、計画したのが美樹本だった。犯行後、南が分け前を増やせと言い出したので、殺したと美樹本は話す。
そして、美樹本は、盗んだ金は宅急便でこっちに送っていて、それを受け取る算段にしていたと話す。まさか、警察は犯人がペンションに残ってるなんて思わないし、美樹本のアリバイは完璧だから、見破られずに安全に金を受け取れると思っていたと話す。
おそらくみどりは、オーナーや俊夫が美樹本を殴るはずはないと信じて、美樹本を疑ったのだろうと透は思った。そして、推理をして美樹本に殺されたのだ・・・
これからどうするのかを美樹本に聞くと、大量殺人は好みじゃないので、金が届くのを待って逃げ出すだけだと答える。
そして、美樹本はオーナーにロープを持ってくるように命令する。そして、ロープを持ってきたオーナーは美樹本に言われるまま、俊夫と透、香山夫妻、今日子と可奈子、亜希と啓子を縛る。
そして、美樹本は、真理にオーナーを縛るように命令する。
俊夫が透に向かって、ポケットの中に果物ナイフがあるから出せと言ってくる。
透がナイフを引っ張りだすと、俊夫はロープを切り始める。
美樹本が、小林を縛り直している。その時、ロープが切れた!
ストックを振り上げた真理が、美樹本の背後に立っている。
透は美樹本にタックルし、美樹本の手から拳銃が飛ぶ。
その瞬間、透は股間を蹴られ、床にはいつくばる・・・
真理が美樹本に拳銃を向けて、引き金を引く。
と当時に、俊夫が美樹本の背後から、モップを振り下ろし、美樹本が前のめりに倒れる。
真理の撃った弾は、天井に当たっていた・・・
俊夫は、体が柔くて、後ろ手に縛られた手の間に足を入れて、手を前に持ってきたのだ。
美樹本を縛り上げ、みんなのロープを切ってから、俊夫は拳銃の弾倉から弾を抜きとった。そして、「彼女のところへ行ってくる」と言って、談話室から出て行った。
透は、オートマチック拳銃は、本体の中にも1発弾が入ることを思い出す。
その瞬間、銃声が響いた。
俊夫さん、なぜあなたが死ななければならないんです?
終
エンディング04:俊夫の自殺