今日のSINoALICE(シノアリス)はどうかな?
ガチャ:ドロシーで、SのF8魔導小銃、無の教え、Aの愛憎の槍、混沌たる欲望、殺傷器具、狂裁者の杖、生贄の抱く大剣、必中の弩、必要悪の剣X2をゲット!
ガチャ:A2・エミールピックアップで、Sの紅蓮の宝玉、復讐鬼の剣、ノバラの琴、Aの坑道の宝箱、運気の天秤、占い水晶、亡国の古銃、白雷の杖、愛憎の槍をゲット!
ガチャ:9S・2Bピックアップで、Sのノバラの琴、Aの亡国の古銃、夢幻の魔書、異国の書、農民の弓、盲信者の怨念、無銘、乙女の純真、愛憎の槍、運気の天秤をゲット!
人類と悪夢が共存する、稀有な世界。
その中心にある遺跡は、僕たちにとって特別な存在だった。
僕たちは、遺跡を守る為に生まれてきた。
でも、僕たちは守れなかった。
何度も何度も後悔した。
あの日、言いつけを破り、呪われた巫女を殺さなかったことが何度も蘇る。
それでも、何度同じ選択肢を与えられようが僕たちが選ぶ答えは同じだと、心のどこかで感じていた。
こんな事ならば知りたくなかった。人間が持つような、感情など・・・
僕たちにとって、この黒い毛並みと赤い外套をまとった少女はかけがえのない存在になっていた。
守るべき世界が失われた今となっては彼女が唯一守るべき対象。オヌールと名付けた僕たちの宝物。
だが、その少女は本来、僕たちが殺さなくてはならない存在であった。
10年前。「ねぇ、ゴーレムさんたちは、巫女である私を支えるためにいるんですよね?お腹にいるのは呪い子らしいの。この世界に災いをもたらさない内に殺さなくちゃいけないみたい。でも、私は・・・」
彼女の願いは、生まれた子を匿ってほしいというものであった。その願いは、機械的に決断を下した僕たちに初めての迷いをもたらした。しかし、最終的には了承していた。
「そう言ってくれると信じていたよ。」それが僕たちが彼女と交わす最後の言葉となった。
約束の時が来た。僕たちの前に現れたのは血まみれの男だった。一目で彼が彼女の愛した男だとわかった。
彼が大事そうに抱えたいた2人の赤子。一人は人の姿、もう一方は悪魔の姿をしていた。だが、人の子はもう息をしてなかった。
願いは双子だと悟られぬうちに、命ある我が子を匿い、死した我が子を神官に差し出してほしいというものであった。
・・・滅亡まで、あと5年。巫女から聞かされていた遺跡の深部に匿うことで、なんとか秘密を守り抜いていた。
だが、少女にとって狭すぎる世界は彼女から歩く力を奪い、人ならざる者としか交流がないためか、人の言葉を学ぶことなく成長してしまっていた。
それからいくつかの季節が流れ、彼女は歌を歌うようになっていった。
しに歌に込められた想いは理解できない。ただ彼女の歌う表情と、この背筋を凍らせるような旋律からして祝いの歌でないことは明白であった。
それから数年の月日が流れた。
彼女の住まう暗い遺跡の区画に人間が迷い込んできたのだ。その哀れな男は、彼女の口からこぼれる旋律を聞くと石と化した。
僕たちはこの場所が広く知られることは時間の問題だと理解していた。
そしてその予感は的中し、行方不明となった人間を探すため調査隊が結成された。
滅亡の日。調査隊が遺跡に進行してくるとともに、遺跡の法網と狙った隣国の兵隊が侵略が始めたのだ。
巫女との親交の深かった僕は巫女から残された言いつけを守るため、僕たちがオヌールと名付けた少女のもとを目指していた。
その時僕は、巫女と交わした言葉を思い返していた。
「私とあの人の子を助けてほしいの」
「でも万が一、この国が終わるような危機が訪れたなら、そうなってしまうより前に、あの子を殺してほしいの」
「でないと、あの子は呪われた歌の力でこの世界もろとも、侵略者を排除しようとしてしまうから」
今がその時だと思った。命令に従うために生まれてきた、遺跡を守るために生まれていた、そんな自分ができる唯一であり、最大の使命は、この手で育ててきた人間をこの手で殺すことだなんて、なんて残酷なことを神は望むのだろう。
今ならわかる。彼女が奏でるこの歌は、滅びの歌だ。きっと遺跡を守るために造られた崩壊装置。
長い間、幽閉され育ったか細い少女の首を折ることなど遺跡に侵入してくる盗賊を相手にするよりもはるかに楽だ。
だが、心に芽生えた感情がそれを拒んだ。
気付けば僕は歩けない彼女を両手に抱え遺跡を出ていた。
彼女は絶えず歌を歌い、その旋律は戦火に逃げ惑う民衆を敵味方問わず石へと変えた。こうしてその日、世界は終わりを迎えた。
そしてまた、世界に侵略者が現れた。怪しげな人形をつれ、現れた侵略者をまた、彼女とと同じく居場所を失った者の目をしていた。
僕たちはただ、この世界に来た、侵略者を殺す。僕たちは、彼女を守るんだ。
6節で、黄金の籠手[魔書]をゲット!
総合値7万では10節で全滅・・・結局、総合値10万の方主催の共闘でクリア!
10節で、ガーディアンをゲット!
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