今日のSINoALICE(シノアリス)はどうかな?
一方、そのころのライブラリでは、くるみ割り人形がぶつくさとつぶやいておりました。
「アリス?珍妙な名前をしよって。
あっちはヘンゼングレーテル?男か女かはっきりせんかい!XXはついておるのか?ん!」
健気に戦う2人の若者に、くるみ割り人形は一歩的に、とても身勝手な文句をつけ始めました。
ふむ、あのアリスとやらは「束縛」されておるのか・・・
自らを縛るなど、退屈なことよ。
ヘンゼルグレーテルとやらは、「虚妄」に捕らわれておるのか。
周りが見えておらぬとは、はなはだ迷惑であるのう・・・
好いた者のために自らの手を汚すとは、アリスとはろまんちっくであるな。
しかし、身勝手な暴力はいかんぞ。
口を開けば兄様兄様。
ほかに言うことはないのかのう。
これだから最近の若い者は!
アリスとやらは、ナイトメアを倒すことに心を痛めておるのか。
なかなか優しい少女であるな。
化物なと皆殺しにしていいものを。
兄様兄様・・・
今までの計85回mp呟いておる。
まったく、よう飽きもせずに・・・
アリスとやらは思い詰めておる。
他人の言葉に耳を傾けるべきである。
そう、このワガハイのように。
一つの身体に複数の人格。
これがヘンゼルとグレーテル。
用を足すときに困らんかのう・・・
くるみ割り人形は、アリスとヘンゼルグレーテルと注意深く観察しました。
「まずはワガハイという、素晴らしき先達がいることを知らしめるべき!」
その通り、悲しいかな、彼の存在はまだほかの登場人物に知られていなかったのです・・・
くるみ割り人形がどんなに戦っても、アリスもヘンゼルグレーテルも気付きません。
「むう、遅れてきた上に、少年少女に混じって老人キャラ。なるほどこれは不利である。
この特性を生かして、ワガハイは戦いを有利に進めるのである。」
さすが亀の甲より年の功!
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