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チラシの裏~勇者でいこう
ヘタレな勇者のブログ
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 今日のSINoALICE(シノアリス)はどうかな?


 ゼロ/ブレイカー解放!


 武器商人ガチャ:第1弾で、Sの復讐の薙刀、惑わしの目、Aの竜化の鎌、悪女の悲劇、誓約の短剣、亡国の古銃、愛緑者の聖槍、強者の大鎚、権力の王笏、忘却の本意をゲット!


 射的ガチャで、強化の盾(Ⅱ)、鳥類の翼Lv2、強化の剣(Ⅴ)、竜の鱗(風)Lv2、竜の爪(風) Lv1、竜の瞳(水)Lv3、竜の瞳(風)Lv3、銅のズタ袋、SSの孤独ノ双子をゲット。


 武器商人ガチャ:第2弾で、SSのミハイル、Sの永劫の車輪、覇者の剣、瞳の刀、逆刻の呪術書、Aの無銘、偽善者の施し、竜化の鎌、農民の弓、割実の提琴をゲット!


 最初に感じられたのは痛み。
 右手には剣が握りしめられて、左手を見ると・・・金属の甲冑が鈍く光っていて。
 散らばった雨が一つの流れになるように、私は私の感情と記憶が調和していくのを感じていた。
 私の名前はゼロ。
 呪われしウタヒメを屠る者。


 ゼロ!?わぁ、ゼロだ!
 ミハイルだよ!?
 「は?だって、お前その恰好・・・」
 手があるぞ、指もある?
 僕ドラゴンでしょ?
 ゼロ!どうしよう!!


 死んだはずなのに生き返った自分。
 なぜか人間の姿になってしまったミハイル。
 とりあえず、全部殺すことにした。


 これでまで見たことない怖い人たちが襲ってくるよ!
 ゼロはこわくないの?
 こわくない?じゃあ問題ないね!


 3節クリアして、ゼロの花[刀剣] Aをゲット!


 この場所は私が知っている「教会都市」とは何かが違う気がする。
 ・・・まあ、いいか。そのうち判るだろう。


 「僕、ドラゴンに戻った方がいいの?」
 そうだ。キミは、竜に戻る必要があるんだ。
 私を殺すために。
 その言葉を、私は喉の奥に呑み込んだ。


 バケモノは悲鳴を上げながら崩れていく。
 あれはウタウタイと呼ばれるゼロの敵。
 何かの理由で、再び現れた、ゼロの・・・妹たち。
 「何度でも、何度でも殺してやる」
 ゼロはそう言うと、剣を振り下ろす。
 妹たちだったソレを見ながら、ゼロは薄く笑っていた。


 呪われしウタウタイとなった、妹たちを殺した愚かな姉である私を罰するための場所。


 6節クリアで、ゼロの服[祈祷] Aをゲット!


 それでも僕は、ゼロと一緒にいるよ?
 だって、それが僕の役目だから。
 そういう風に・・・「作られてる」んでしょ?僕は。


 その人形は唐突に私たちの前に現れた。
 「貴方がゼロ・・・その目に咲く花で世界を滅ボス存在」
 その音が鳴りやむ前に、私は人形たちを薙ぎ払った。
 振り返ると、同じ人形が再び立っている。
 「呪われし世界ライブラリへ、ヨウコソ!」


 あれはゼロも妹トウと、その使徒セント。
 そんなの酷いよ。
 だって二人とも好き同士だったのに。
 せっかくあの世で二人とも仲良くされたのに。
 「アノ世?」
 「ソンナ場所がドコニ?」
 その言葉を聞いて僕が振り返ったときには、もう人形たちは消えてしまっていた。


 気味の悪い人形たちの言葉は、低く響く。
 「貴方たちは再び殺し合うだろう」
 いいだろう。妹たちも、人形たちも、全部壊す。
 それしか自分にはできないのだから。


 9節クリアして、ゼロの手甲[長柄] Aをゲット!


 ねぇ、ゼロ。
 この世界の人たちは、なんだかコワイよ。
 どこかからっぽで、でも、黒い感情に満たされているんだ。


 対しても倒しても出てくる敵。
 いつの間にか笑っている。
 ここは私に相応しい地獄だった。


 周囲の空間が突如歪み始める。
 再び目を開けた時には別の場所に送られていた。
 人形たちが騒ぐ。
 「ここハ現代!」
 「全ては繋がってイルノデス!」
 私はミハイルを連れて、見知らぬ都市のノカに踏み込んでいった。


 バケモノと化したワンは血を噴き出しながら黒い粉へとかわってゆく。
 「なあ、ゼロ・・・」
 呪われたウタヒメを率いていた妹ワンの声。
 「私たちは、間違った存在なんだよ・・・」
 振り向くと、黒い霧がミハイルを吸い込もうとしている。
 私は飛び込むようにその霧に向かった斬りかかるが、手ごたえはない。
 「全部終わらせよう・・・ゼロ」


 12節クリアで、ゼロの靴[魔書] Aをゲット!


 この目に咲く「花」は世界を滅ぼす。
 確かに私たちは間違った存在だ。
 ミハイル・・・キミは、必ず、助ける!


 特異点たるゼロは時空を超え、ミハイルの救出に向かった。
 再び、ミハイルに殺されるために。


 立て続けに現れる凶悪な敵。
 剣の動きは鈍り、足がもつれる。
 「貴様は死にべき存在。邪悪な花を持つ死のウタヒメ」
 血の混じった唾を吐く。
 だが、私が死ぬのは、お前たちを全部殺して、ミハイルを助けてからだ。
 「・・・愚かな」
 黒い霧が再び巻き上がる。
 その中から現れたのは・・・再び蘇った妹たちだった。


 僕が目覚めると、目の前にゼロが横たわっていた。
 揺れる睫毛が、彼女がまだ生きていることを示していた。
 眩しい陽射しを遮ろうと手を持ち上げるが、バランスを崩して転んでしまう。
 ああ、僕はドラゴンの形に戻ったんだ・・・
 そのことが何を意味しているのか僕は知っている。
 だけど、今はゼロを守っていたい。


 15節クリアで、孤独ノ双子ゼロ/ブレイカーのアルカナをゲット!
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