今日のかまいたちの夜 特別編はどうかな?
33まではコチラ。
34:「じゃあもう会えないわね」
B→「やっぱちちょっと・・・」
香山さんは許してくれそうにない・・・
そこへ香山の妻の今日子がやってきて、香山をなだめてくれた。
36:小林の「君たちもビールを飲むか?」
A→「ぼくも少しだけ」
オーナーが食堂のキッチンに消えた同時に、窓の外でドサっと何かおもたいものの墜ちる音がした。
驚く透に、雪が落ちた音だと話す真理。
外を見ると、車のヘッドライトが近づいてきた。
「すみません、美樹本です」と声が響く。
オーナーが食堂から走ってきた。
オーナーはビールをテーブルに置くと、フロントへダッシュした。
夕食は終わってしまったが、おにぎり程度は用意できるがどうします?とオーナーが聞くと、美樹本は途中で食べてきたからいいと断る。
代わりに美樹本は、紅茶をオーナーに頼み、談話室でいいと話す。
美樹本が部屋に荷物を置きに行っている間に、透、真理、香山はビールを乾杯する。春子はビールに手はつけていない。
鳩時計が8時半を告げる。
38:「ぷはーっ。最高のぜいたくや。」
A→「そうですね」
そこへ、美樹本がやってくる。
今日子とみどりも、ティーポットとカップを持ってやってきた。
田中は人付き合いが好きではなさそうでないのでスルーして、OL3人組をお茶に誘うみどり。3人組も来るとの返事。
39:みどりの言葉づかい
A→黙っている透
今日子は3人組のお茶を用意しに台所へ。
3人組が降りてくると同時に、今日子が紅茶を持ってやって来る。
俊夫はテレビをみているので、今はいらないとのこと。
鳩時計が9時を告げる。
あんなことがあって不気味だと話す亜希に、何のことと尋ねる美樹本。
40:鳩の鳴く夜
A→大雪で閉じ込められて、飢え死にって話しをしてたんです
そんな、まさかと美樹本は笑う。うまくごまかせたと透は思った。
その時、窓ガラスの割れる音が聞こえた!
オーナーが走り出す。
しばらくして俊夫といっしょに戻ってきて、1階は異常は無いと知らせに来る。
そして、各自の部屋を確認してほしいと言ってきた。
透、真理、香山夫妻、3人組もそれぞれの部屋を確認し出てきたが、異常は無い。
空き部屋を調べていたオーナーも異常がないことを確認して出てきた。
残りは田中の部屋だけだ。
オーナーは田中の部屋をノックするが返事がない。しかも、部屋の中から風の音が聞こえる。
ドアには鍵がかかっていたが、オーナーは合鍵をつかってドアを開けた。
開け放たれた窓から雪が吹きこんでいるが、人影は無い・・・
オーナーはバスルームを覗いてみるが、田中はいない。
窓はガラスが割れて、窓枠だけになっている。
そして、窓とベッドとの間の床の上に、マネキン人形の部品のようなものが落ちていた。手首に、足首、顔の近くにはサングラスが・・・人間のバラバラ死体だ転がっていた!!!
10分後、死体となった田中以外の全員は、談話室に集まっていた。
透は、田中の部屋にバラバラ死体があることをみんなに告げる。
美樹本がかまいたちの話を始める。この辺りでは、昔から、なにもないところで突然服が切れたり、ケガをしたりすることが知られている。土地の人間は、鎌を持ったイタチのような生き物のしわざだと考えて、かまいたちと呼んでいた。
真理は、かまいたちは、深紅状態が発生して切れたりする自然現象だと反論する。
啓子は、脅迫状があったのだから、人間のせいだろうと話す。
香山が、脅迫状って何?と聞いてきたので、説明する透。
警察に連絡することを思い出したオーナーは受話器とるが、すぐに電話が繋がらないと叫ぶ!
香山が携帯電話を持っていると話すが、オーナーはこの辺りは電波が届かないと答える。
人殺しがうろついてるのに、どうしたらええねんと話す香山。
こんな吹雪では、犯人も逃げられないと話す俊夫。
犯人はペンションの中にいる?
犯人は窓から入り、田中をバラバラにし、ドアの内側のボダンを押して外に出、ドアを閉めロックをかけ、ペンションの中へ入りこんでいるのか・・・
男性陣5人で、ペンション内を捜索することになった。
46:何階から調べる
A→1階から
1階には、談話室以外に、食堂、キッチン、スタッフルーム、オーナー夫婦の部屋、乾燥室がある。
結局、1階全部の部屋を見て回ったが、誰もいない。
2階の客室も調べるが誰もいない。
廊下の突き当たりの物置から、物音が聞えた!
物置のドアを開けると、ネコが飛び出してきた。飼いネコのジェニーだと、俊夫が話す。
あとは鍵のかかったワイン蔵だとオーナーは言う。
談話室に戻り、誰もいなかったと報告するとみんなほっとする。
51:犯人は窓を割って入ったか?
A→もっと前からペンションの中に入り込んでた
52:死体の処理方法
A→できるわけない
53:犯人の侵入方法
C→正面から
54:犯人のめやす
C→僕でも真理でもない
55:犯人はこいつだ!
たなか
透は、バラバラ死体は宿泊客の田中じゃないと推理する。
スキーバックに入れられて、バラバラ死体はペンションに持ち込まれたと透は話す。
犯人は、自分のアリバイを作るため、自動的に窓が割れる仕掛けをした上で、部屋を抜け出したと話す透。
58:窓が自動的に割れる仕掛け
A:猫のジェニー
猫に睡眠薬入りのえさを食べさえ眠らせておく。窓は鍵を開け、窓が開かないようにつっかえ棒をしておき、そのつっかえ棒と猫の首輪をひもで結ぶ。猫が目を覚ませば、ひもをひっぱり、つっかえ棒が外れ、窓が開くと、推理する透。
しかし、みどりが、ジェニーが鍵のかかった田中の部屋からどうやって出たのかと、つっかえ棒のひもについて聞いてきた。
真理がわかったと叫ぶ!
窓の取っ手にロープをひっかけて、ロープに反対側に板をつなぐ。その板を屋根に積もった雪に中に突っ込んでおく。しばらくとすると、雪が滑り落ち、いっしょに雪の中の板も落ちる。窓はロープに引っ張られて勢いよく開き、外壁にぶつかってガラス窓が割れる!板とロープは、滑り落ちた雪の中に埋もれる。犯人は、窓から飛び降りて、その間、自分のアリバイを作っておく。
そして、真理は、サングラスをかけた田中が、つけひげをし、美樹本としてペンションに戻ってきたとは話す!
そして、真理が、美樹本のヒゲを引っ張ると剥がれた・・・
美樹本は真理の腕をねじり上げ盾にするが、真理は美樹本を一本背負いで投げ飛ばす!
真理は、護身用に合気道を習っていると話す。
気絶している美樹本をロープでしばり、ほっとする一同。
香山は、真理に探偵事務所を開けと勧める。
真理は、透に向かって、助手にしておげてもいいと話す。
安堵する一方、透は、なぜ美樹本が殺人を犯したのか?そして、被害者は誰?と思ったが、警察にまかせようと思い直す。
完
エンディング03:真理の一本背負い
真理の探偵物語が解禁!